星期三, 12月 28, 2011

[譯]田村隆一,〈沒有話語的世界.歸途〉





語言實在不用學
如果在沒有話語的世界
在意義具備意義之前的世界出生
那該有多好啊

即使你遭到好聽的美言報復
那 跟我無關
汝彷彿在無聲無息的狀態下流血
也和我無關

淚珠在你溫柔眼底
痛苦自汝沉默之舌墜落
我們的世界如果沒有話語
我應該觀望一下就走了吧

你的淚裡 有果核那麼大的意義嗎
汝的一滴血 蘊含世界日暮低垂
顫抖般的夕陽餘音嗎

語言實在不用學
多虧我懂日語還有非常微薄的外文
才會被你眼淚絆住
才會在汝血中孤身一人走回頭路







〈帰途〉田村隆一 (《言葉のない世界》より)


言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか

あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつは ぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ

あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう

あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか
きみの一滴の血に この世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか

言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる